2015年4月15日水曜日

150415のにっき。

引用です。

そうやって周囲を眺めてみると、与えられていることのなんと多いことか。

いま座っている椅子も、PCもネット環境も、異臭のない空気も、雨風を防ぐこの建物も、いつも当たり前になっていることが、どれだけありがたいのかを感じられるようになりました。

そうした感謝が、すなわち幸せな気持ちを運んでくれます。

ところが人は、すでに与えられていることは目に入らずに、瞬時に足りないほうに目を向けてしまいます。

たとえば椅子も、座れるだけでありがたいのに、もっとクッションがいい椅子だったら快適だろうとなるわけです。

毎朝通勤する道の街路樹も、緑の安らぎを与えてくれているのに、見慣れた平凡な風景に見えて、どこか遠くに行ってみたいと感じます。

なぜ我々は、ないものばかりに目がいって、いますでに幸せであることを見ようとしないのでしょう。

それはいますでに満たされていることを認めてしまうと、それ以上を求める努力がなくなり、自分が成長しなくなると感じるからです。

より多くを得ることが幸せと成長につながると信じているのです。

たしかにそんな生き方も悪くはありません。

でもいつ寛ぐのでしょう。

何が達成されれば、あなたは寛ぐことが出来ますか。

それまで幸せはお預けですか?

でも真実は、

あなたがすでに持っている豊かさに気付き、それを楽しみだしたなら、それがさらに多くのものをもたらし、ますます豊かになっていきます。

皮肉なことに、いま自分が豊かだという風に思えていればいるほど、目の前にチャンスと、それに必要な人が現れてくるのです。

理屈は知りませんが、僕自身はそのようにして何度も苦難を乗り超えてきました。

いまは絵に描いたような幸せです。

だからたくさんのものに恵まれ、恵まれているからまた、新しい人や出来事を引き寄せるのだと思います。

成長するために、いまはまだ満足をしないと決めつけないでください。

満足してしまうと、入ってくるものも入ってこなくなると怖れていますが、それは真逆です。

しかも本当のことを言えば、誰も成長なんかしません。

すでにパーフェクトだからです。

成長は幻想です。

いますぐ幸せになるために、与えられているものを数えてみましょう。

言い尽くされたことですが、やはりここがシャバを快適に生きる基本だと思います。

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